特別養護老人ホーム穂波園は、徳島県板野町の中部、阿讃山脈を背にした緑豊かで閑静な住宅地に位置し、平成9年4月、老人福祉の拠点としてお役に立てるよう、地域住民の皆様のご理解とご協力のもとに船出いたしました。
高齢者の方々に快適な生活を送っていただけるよう、地域の皆さまと共にノーマライゼーションの実現を図りながら一人ひとりの尊厳を守り、心のぬくもりを感じられるサービスを提供したいと考えております。
- 開所年月日 平成9年4月1日
- 住所 〒779-0104 徳島県板野郡板野町吹田字西山68番地10
- 電話番号 088-672-5577
- FAX番号 088-672-5611
- メールアドレス honamien@lumiere-tokushima.com
- 建物面積 1982.5㎡ (1階 1,055.6㎡ 、 2階 926.9㎡)
- 構造 鉄筋コンクリート造陸屋根鋼板葺2階建て
- 設備 居室(個室、2人部屋、4人部屋)
- 入所定員 50名
- ショートステイ定員 10名
- デイサービスセンター定員 20名
- ホームヘルプサービス
- 居宅介護支援事業所
特別養護老人ホームのご利用について
特別養護老人ホーム入所にあたっては、介護保険の要介護認定で介護度3~5と認定され、病院で入院加療を必要としない方で、
家庭において介護を受けることが困難になった方が対象となります。
利用料金は、ご利用される方の介護度等によって変わりますので、その都度ご説明させていただきます。
入所を希望される方は、ご本人、ご家族、担当の介護支援専門員等から、お気軽に穂波園へご相談ください。
詳細については、生活相談員から申込方法についてご説明させていただきます。
ショートステイ(短期入所)のご利用について
介護保険の要介護認定で、要支援1~要介護5と認定された方が対象となります。
・ご利用例 … ご家族、ご親族の冠婚葬祭への参加、介護疲れによる利用、ご家族の入院等
・利用期間 … 介護度や現在利用しているサービスによってご利用できる日数が異なります。
ご自身の担当介護支援専門員にご相談ください。
・利用料金 … お問い合わせいただければ、ご説明させていただきます。
特別養護老人ホーム穂波園のパンフレットについて
下のボタンをクリックして、ダウンロードしてください。
通所介護(デイサービス)について
日帰りで入浴、食事、レクリエーション、口腔ケア等のサービスの提供を行います。
・対象者 … 介護保険の要介護認定で、要支援1~要介護5と認定された方
・利用定員 … 20名
・営業日 … 月曜~土曜(日曜、年末年始休み)
・ご利用相談 … 電話:088-672-0588へご連絡ください。
ご利用可能日やその他ご相談受け付けます
訪問介護(ホームヘルパー)について
ご自宅へホームヘルパーが訪問し、調理、掃除、洗濯やどの生活援助や食事、入浴、排泄などの身体介護で日常生活のお手伝いを
行います。
・対象者 … 介護保険の要介護認定で、要支援1~要介護5と認定された方
・利用例 … 朝の身だしなみのお手伝い、ご自宅の入浴設備を使った入浴介助、排泄のお手伝い
ベッドメイク、買い物、衣類の洗濯、ご自宅の掃除、食事の調理等
・その他 … 同居する家族へのサービス提供は原則として致しかねますので、ご了承ください
居宅介護支援について
介護保険サービスの利用や利用手続き、介護が必要になっても自立した生活が送れるようお手伝いさせていただきます。
・サービス内容 … 介護や認知症に関する相談、介護サービス計画の作成、
サービス事業所との連絡調整など
・利用料 … 本人負担額はありません
・ご相談 … 電話:088-637-5156へお気軽にご相談ください。
ほなみサロン(社会貢献活動)について
板野町にお住まいで、介護保険サービスを利用されていない高齢者・高齢者のみの世帯を対象にサロン活動を行っています
・活動内容 … 季節のお花見、出展用のちぎり絵作成、健康体操、レクリエーション
・開催日 … 奇数月の月1回(令和6年度より再開)
・登録者数 … 8名(令和3年3月末現在)
配食サービス(板野町委託事業)について
板野町からの委託により、板野町内65歳以上の高齢者世帯の方のご自宅を訪問し夕食のお配りと、安否確認をしています
・配食数 … 令和5年度 2,023食(一日平均6.5食)
・実利用者数 … 13名(令和6年3月末現在。年度中6名増)
~ 百寿おめでとうございます ~
〇百寿をお祝いしました(R4.6.16)
令和4年6月16日に百歳を迎えられました、原内キクエ様のお祝い会を開催いたしました。
事前に地元新聞の取材を受けられた原内様、これまで従事されたお仕事の話等、記者の方と話が弾んでおられました。
そして、関係者・職員・ご利用者全員でお祝いさせていただき、感極まったご様子で、
「みなさんのおかげで、こんな元気に過ごすことができています。」「ありがとう!ありがとう!」と
何度も感謝の言葉を述べられておられました。
〇百寿をお祝いしました(R6.3.8)
令和6年3月8日に小川ヤス子様の百寿の記念式典を行いました。
式典では、お祝い状や記念品の贈呈、ご本人よりお礼のお言葉をいただき、その中で川柳を一句詠まれるなど、お元気な姿を披露されていました。
穂波園では、お誕生日を迎えられるご利用者に ❝Dreams come true❞ と題して夢を叶えるプロジェクトに取り組んでおり、
その第1弾として、小川様の「高速道路に乗りたい」「鳴門の海が見たい」という夢を叶えに行ってきました。
その時の様子を織り交ぜた写真や職員ひとりひとりからのお祝いのメッセージを動画にして流し、ご本人、ご家族ともとても喜んでくださいました。
最後に、ご家族が用意してくださったケーキを召し上がられ、終始とてもうれしそうな笑顔をみることができました。
〇百寿をお祝いしました(R6.8.27)
令和6年8月27日に大磯タツコ様の百寿の記念式典を行いました。
式典では、お祝い状、記念品の贈呈が行われ、ご本人にマイクが向けれられると「健康は国の宝!!」と力強いお言葉を
いただきました。
大磯様のご家族は大所帯。お誕生日を迎える前の8月11日には、たくさんのご家族とお誕生日パーティーが開催されました。
大磯様は真っ白なクリームのケーキをあっという間にたいらげられ、「おいしい、おいしい!!」と、とても喜んでおられました。
大磯様の玄孫の❝ことはちゃん❞との年の差は、なんと100歳!あっぱれ!!
多くの方々に祝福され、ご本人も「今日は、たくさんの人が来てくれて嬉しかった」と笑顔で答えてくれました。
~イベント便り~
○敬老会を開催しました(R6.9.15)
本年は、百寿の方が2名、傘寿の方が1名、そして喜寿の方が2名おられ、皆で盛大にご長寿をお祝いしました。
職員による余興「大相撲穂波場所」では、ご利用者からたくさんの声援の声や笑いが起きました。
また、板野高校書道部の皆さまに書道パフォーマンスを披露してくださり、圧巻の迫力で、完成した作品を見て「すごいな~」
「感動したわ」「また次も来て欲しいな」等の声が聞こえ、皆さん喜ばれていました。
〇秋祭りを開催しました(R4.10.30)
秋のやわらかい日差しのなか、穂波園の園内で、盛大に秋祭りを開催しました。
「穂波円(オリジナル通貨)」を使い、たこ焼きや焼きそば、ジュースの屋台でお買い物をしていただき、それをお昼ご飯として園庭で召し上がっていただきました。
また、この機会を利用し、岸田内閣総理大臣から百寿を迎えられたご利用者にいただいたお祝状の贈呈式を行い、施設長が代理で贈呈しますと、「総理大臣が表彰状くれた~♪」と誇らしげな表情で喜ばれておりました。職員も生演奏で雰囲気を演出しました。
その後、職員のパフォーマンスショーや、室内に移動して射的、ボウリングの縁日など…園内のいたるところでご利用者の素敵な笑顔を拝見させていただきました。
祭りの終盤には、阿波踊りの「一心大道連」様をお招きし、新型コロナウイルス感染症で実現できなかった阿波踊りの乱舞を繰り広げていただきました。最後はご利用者も職員も一緒になり踊りの輪に加わり楽しんでいただきました。
~サービスの質の向上への取り組み~
〇防災備蓄食の炊き出し訓練を実施しました(R4.9.14)
9月は『防災月間』。今後30年の間に、70~80%の確率で起こるとされている南海トラフ大地震等、近年私たちの身に起こりうるかもしれない「もしも」の時に備え、防災備蓄食の炊き出し訓練を実施しました。
職員全員が、いざという時に慌てず適切な行動を取れるよう、備蓄食・必要物品、その保管場所を確認しました。
次に、「アルファ米」という災害用のお米の炊き出し訓練では、段ボールとアルミ袋、ポリ袋、発熱剤を用いて、慣れない手つきながらもお粥を炊くことができました。実際に災害が起こる前に貴重な体験が出来たと思います。
その他、鶏そぼろの缶詰や牛丼、カレー等々…意外にも(?!)美味しいものばかりで、思わず驚きの声が!!
また、最後に災害が発生した際に職員がどう行動すべきか、シュミレーション・ディスカッションを行ったことで新たな気付きも多々ありました。
〇防災訓練(夜間想定)
「備えあれば患いなし」。私たちは定期的に防災訓練を行い、いざという時に職員が適切な行動を取れるよう努めています。
今回は、夜間に大地震が発生し、施設内で火災が起きた場合を想定した防災訓練を実施しました。
施設長より速やかに指示を受け、夜勤者と宿直者、及びBCP(事業継続計画)の一環として昨年から自主防衛職員※を任命して
おり、その職員を中心に、初期消火、管轄消防署への通報訓練、ご利用者の避難誘導、安全確保等を行いました。
大きな声で「火事だー!!」と声を出し、施設内を救助のために走り回る夜勤のAさん。「大丈夫ですか?どこか痛いところは
ないですか?」と優しく寄り添う近隣から駆け付けた看護師のBさん。本番さながら、真剣に取り組みました。
※自主防衛職員…施設の近隣に居住しており、施設等が火災、災害等の非常事態にいち早く駆け付け、復旧にあたる職員
〇安全運転講習
安全運転管理者による安全運転講習を実施しました。
法人の職員として、法令を遵守した模範的な運転を心がけるよう、実際の資料映像やディスカッションも交えながら講習を
実施しました。
〇事故勉強会
日常生活における様々なリスクについて、ケース毎にグループワークを行いました。
グループワーク後にはディスカッションを行い、各々が事故に繋がる要因を理解して、皆さまが安心安全に生活していただける よう職員一同努めております。